この記事では、過払い金請求は誰でもできるのかと、費用はどのくらい必要なのかを解説します。

 

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過払金請求は誰でもできるのか?

現在では成人した方の大部分が認知している過払い金請求ですが、私たちの認識では消費者金融で借り入れのある人はほとんど可能というイメージがあるのではないでしょうか?

まずはこの点を見ていきたいと思います。

結論から言えば、私たちが思っているほど過払い金請求は出来ないと考えます。

過払い金請求の可能性が高い該当者の条件ですが、借り入れをすべて返済し終わった方 、借入期間が8年以上の方 、利息が次の利率以上の方元金10万円未満:20%、元金10万円~100万円未満:18%、元金100万円以上:15%このような条件に該当する方は過払い金請求の可能性は高いです。

早い話が昔から消費者金融にお金を借りて少しずつ返済している方とイメージすればよいでしょう。

また、過払い金請求が出来るとしても忘れてはいけない事があります。

とくに法律事務所のCMばかり見ているのであれば勘違いをしてしまいがちですが、過払い金請求が出来るからといって請求費用全部が戻る可能性は低いということです。

多くの場合は請求額の7割、5割といった形で和解になるケースが多いです。

なぜこのような形で和解するのでしょう?

それは消費者金融の現状が影響しています。過払い請求ブームが始まり、多くの消費者金融会社の経営が悪化しました。

悪化したどころか倒産した会社も少なからずあります。

そのような現状で法律事務所側からバンバン攻めていけば、倒産の可能性もあります。

倒産してしまうと返還されるべきお金も戻りません。

このように、「うちはいつ潰れるかもわからない。」というニュアンスで交渉されるとどうしても請求額の7割や5割で確実に回収しようという方向性になると思います。

過払い金請求をする方は、法律事務所に依頼すると債権者と和解する際に請求額の7割から5割で話を成立される可能性が高いという点を認識しておきましょう。

過払い金請求の費用

次に、過払い請求を法律事務所に依頼する場合の費用についてです。

実は、他の債務整理の費用と比べて、過払い金請求の依頼費用は最近になり料金プランが大きく変わろうとしています。

最初に過払い金請求がブームになったとき大多数の法律事務所が20%の成功報酬でしたが、現在は10パーセント程の成功報酬という法律事務所もあります。

おそらく、全体としても成功報酬のパーセンテージは下がるでしょう。

また費用面での注意点ですが、それぞれの法律事務所には追加料金が発生するメニューもあります。

特に小文字等で書かれると見落としますので、問い合わせの際にどういう場合に追加料金が発生するか聞くべきでしょう。

 

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