こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、知人が自己破産した男性の体験談をご紹介します。

知人の自己破産者を支援

知人の自己破産者への支援、それは想像を超える壮絶なものでした。

私の体験談を紹介します。歳は60歳、男、自営業、愛知県名古屋市に住んでいます。

ある土曜日、夜中に電話がはいりました。「もうだめだ、助けてくれ!」、泣いてばかりです。しかし、大変なことが起きたことだけは直感で判りましたが、なんのことかまったくわからずに、とにかく夜中車を飛ばして朝方、地方の生まれ故郷である目的地につきました。

本人の家に直行して、家族にも会いましたが、みな動揺して寝ていないのです。助けてくれ、助けてくれと泣き叫ぶだけで、いったい何のことやら何が起きたのかさっぱりわかりません。顔もやつれて黒くてふらふらです。これではだめだと思い、家族を喫茶店につれていきました。

オムレツと焼きそばと焼き飯を頼んだのですが、みんなむしゃぶりつくように食べたのです。そのときピンときたのです。ああ、この数日ろくに食事していないということに気づいたのです。家にあった現金数十万円を当座の資金として渡し、それからぽつりぽつりと語ることに耳を傾けました。

小さな機械工場を堅実に営んでいたのに、「何か大きなこと」に巻き込まれない限り、こんな大借金をすることなど起こりえないのです。

資金繰りが急に悪化したわけ

何か大きなこととは、「コンピューターによるロボット化」でした。一台数千万円する機械を、一度に10台も入れたのです。しかも、昔の古い工場は最新鋭にしたのですが、手作業の良い工場だったのに悪質メーカーの言葉にだまされたのです。

その機械を動かす人材がいないのに。最初の試作のときだけ、メーカーの作業者が作ってくれただけでした。銀行から5億円ほど借りて、それまでの分をいれると10億円の債務になっていました。この数年は赤字で生活がやっとだったそうです。

さあ、この危機をどうするか、「自己破産」しかないと思いました。金はもう出せないが、知恵はいくらでも出せる。人間とにかく生きることです。

このようにして、自己破産の第一歩を踏み出しました。

自己破産するには・・・

自己破産は「プロの弁護士」に頼むしかないのです。これも、ピンキリです。私もそのころはどうしたらいいのか判らずに、とにかく公的機関へいけば、教えてくれるだろうと思い、市役所の窓口へ行きました。

県の弁護士会が推薦する人材なら、ちゃんとやってくれることがわかったのですが、それなりに先立つものが必要です。20万円でもやってくれますが、ほんのちょっとだけです。今後も生き残って再起のことを考えると、最低の費用として都会で300万円、地方で250万円が相場です(この件では最後に30万円返してくれました)。
この資金は駆けずり回ってなんとか集めて、自己破産に踏み切りました。

財産の査定といういやなものがあります。全部とられると思ったらいいです。株券、ゴルフ債権、自宅、土地、乗用車、・・・・、古いパンツ、茶碗、箸にいたるまですべてなくなるのです。一円でも金目のものはとっていかれます。赤紙が張られます。だから、ゼロからの出発となります。

自己破産後は・・・

あんなに贅沢していたのが、人間生きるだけの最低限の生活になります。とてもここに記載できません。想像を絶する壮絶な中身です。体や健康への影響も大きいのですが、それよりも「心」への負荷がこんなにかかるものかと思いました。

こんなときに人の温かみがよくわかります。昔、世話をしてあげた人、感謝や恩に感じている人は何らかの手を差し伸べてくれます。

魚の頭だって、煮たり焼いたら立派な栄養源になります。また、逆に世間の冷たさも身にしみます。ご夫妻とも自己破産後10年ほど元気に生きられましたが、心に傷を負って二人とも癌で亡くなりました。

しかし、当人よりもその子供たちがもっと大変だったことを書き添えておきます。

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今回の体験談は以上になります。

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